【メンバーインタビュー 泉口華映】
アメリカ進出成功の鍵はトレンドとSNS

Production Partner 泉口 華映(Hanae Izumiguchi)

メンバー紹介

CREAW メンバー

泉口 華映(Hanae Izumiguchi)

2016年にアメリカのロサンゼルスへ留学し、大学卒業後はグラフィックデザイナーとして就職。その後、ウェブサイト制作に興味を持ちHTML、CSSを習得。現在はウェブ/グラフィックデザイナー、そしてSNSマーケターとして活動。WordpressやShopifyをメインにデザインからコーディングまで行っている。

メンバーinterview

コロナ禍で職を失う

ルーカス: 今までのご経歴を教えていただけますか?

 

泉口: はい、2016年にロサンゼルスに引っ越して以来、約8年住んでいます。元々は日本出身で、大学進学をきっかけにアメリカに来ました。

 

ルーカス: アメリカの大学に通われたのですか?

 

泉口: はい、18歳のときにアメリカの大学に進学しました。大学卒業後はOPT(Optional Practical Training)を活用して働き始めました。その後、最初の雇用先でグリーンカードを申請してもらい、現在はアメリカを拠点に生活しています。

 

ルーカス: 最初の職場はどのような業種でしたか?

 

泉口: 最初の職場は日系のレンタカー会社でした。そこでグラフィックデザインやPR関連の仕事をしました。

 

ルーカス: そこからフリーランスに転向されたのですか?

 

泉口: はい、コロナ禍が始まりレンタカー業界が大きな影響を受け、一時的に職を失いました。その間、Webデザインの勉強をし、Web制作会社で2年間働いた後、フリーランスとして独立しました。

 

ルーカス: Webデザインはどのように習得されたのですか?

 

泉口: 基本的には独学ですが、学校でもコーディングを学びました。あとはYouTubeなどを活用して、自分で試行錯誤しながら習得しました。

 

ルーカス: すごいですね。ほとんど独学でスキルを身につけられたのですね。

 

泉口: はい、真似するのが得意なので、それを活かして学びました。

パソコンを操作する女性

きっかけは知人の紹介

ルーカス: CREAWに関わるきっかけを教えてください。


泉口: 知人からCREAWの野口を紹介いただいたのがきっかけです。


ルーカス: その時、実際にお会いされたのですか?


泉口: 最初はオンラインでのやり取りだけでした。当時、野口は日本におり、ZoomやLINEで連絡を取り合いながら仕事を進めていました。


ルーカス: 初めての仕事はどのような内容でしたか?


泉口: 最初の案件は、私とCREAWの両方がそれぞれ雇われている形でした。その中で自然と連携が生まれ、一緒に仕事をするようになりました。


ルーカス: そこから継続して今も一緒に仕事をしているのですね。


泉口: そうです。今ではCREAWと密に連携しながら仕事をしています。

Webデザイン・SNSマーケティング

ルーカス: CREAWではどのような役割を担当していますか?

 

泉口: 主にWebサイト制作やSNSマーケティングを担当しています。また、デザイン関連の仕事も多いです。

 

ルーカス: デザイン関連の仕事は、具体的にはどのような内容ですか?

 

泉口: 例えば、クライアント様から「ソーシャルメディアで広告を出したい」と依頼を受けた際に、バナーや広告画像などを作成しています。オンラインだけでなく、印刷物のデザインをすることもあります。

 

ルーカス: デザイン以外では、どのようなことをされていますか?

 

泉口: SNSマーケティングやアカウント運用も行っています。最近はイベントのチケット販売や集客目的のSNSマーケティングをすることが多いです。

スマホ画面に映るSNS

完璧に仕事がしたい

ルーカス: CREAWの印象について教えてください。

 

泉口: CREAWは、とても真面目で誠実な会社の印象があります。特に、日本らしい几帳面さを強く感じます。

 

ルーカス: 具体例はありますか?

 

泉口: 例えば、クライアント対応や仕事の進め方で、細部に至るまで丁寧に対応されています。最初から最後までしっかりやり遂げる姿勢があり、適当な部分がないのが素晴らしいと思います。

 

ルーカス: そのような真面目な対応が、泉口の仕事スタイルにも合っているのでしょうか?

 

泉口: はい、私は自分の仕事をできる限り完璧に仕上げたいタイプなので、CREAWのように真面目な企業とは相性が良いと思います。一緒に仕事をしていて非常に満足感があります。

お客様の意図を汲んだ仕事

ルーカス: お客様からはどのような評価をいただくことが多いですか?

 

泉口: 一番よく言われるのは「仕事がしやすい」です。特に、私がフリーランスとして働くようになってから、そのような声を多くいただくようになりました。

 

ルーカス: 「仕事がしやすい」と言われる理由は何だと思いますか?

 

泉口: クライアントからの問い合わせや依頼にはできるだけ早く対応するように心がけています。週末や夜間でも、必要に応じて柔軟に対応するので、その点が評価されているのかなと思います。

 

ルーカス: 他にもよくお客様からいただく評価はありますか?

 

泉口: よく言われるのは「意図をよく汲み取ってくれる」です。デザインやマーケティングにおいて、クライアント様が求めているものを正確に理解し、それを形にすることが得意なので、その点を評価していただけることが多いです。

 

ルーカス: 具体的にはどのようにしてクライアント様の意図を汲み取っているのでしょうか?

 

泉口: 最初の打ち合わせやヒアリングの段階で、細かい質問をたくさんします。例えば「どのような雰囲気を好むのか」「避けたい色やデザイン要素はあるか」などを事前に確認し、クライアント様の好みや希望に合う提案を心がけています。

 

ルーカス: そのような丁寧な対応が信頼に繋がっているのですね。

 

泉口: そうですね。お客様が満足して「またお願いしたい」と言ってくださると、本当にやりがいを感じます。

握手している様子

アメリカは効率、日本は正確さ重視

ルーカス: アメリカと日本の違いを感じることはありますか?

 

泉口: 仕事の進め方です。アメリカの企業は効率を重視する一方、日本の企業は念入りな確認を何度も繰り返す傾向があります。

 

ルーカス: 具体例はありますか?

 

泉口: 日本の企業とのやり取りでは、同じ内容について何度も確認やミーティングを重ねることがよくあります。時間をかけて慎重に進めるのは悪いことではないのですが、効率的ではない部分もあります。

 

ルーカス: 一方のアメリカの企業はどうでしょうか?

 

泉口: アメリカでは、メールやチャットで要点を簡潔に伝え、迅速に決定することが一般的です。ミーティングが少ない分、結果を出すことに集中できるという印象があります。

 

ルーカス: 文化的な違いも感じますか?

 

泉口: 日本では対面でのコミュニケーションを重視しますが、アメリカではオンライン会議やメールでも信頼関係を築けることが多いです。また、日本の企業は形式やマナーを重要視しますが、アメリカでは結果や実績を重視する傾向があります。

 

ルーカス: そのような違いが仕事にどう影響しますか?

 

泉口: 私は効率的に仕事を進めたいので、アメリカの仕事スタイルが合っています。ただし、日本の丁寧なやり方も尊重しており、両者の良いところを取り入れて仕事を進めるよう心がけています。

オンライン会議の様子

アメリカで成功する鍵はトレンドとSNS

ルーカス: どういう企業がアメリカで成功すると思いますか?

 

泉口: アメリカで成功する企業はトレンドをしっかりと把握している企業だと思います。特に、ソーシャルメディアを効果的に活用できる企業は成功の可能性が高いと思います。

 

ルーカス: トレンドの把握とソーシャルメディア活用は、具体的にはどのように関連するのでしょうか?

 

泉口: 例えば、どの商品やサービスを提供するかも重要ですが、それ以上に「どうやって売るか」が成功の鍵だと思います。ターゲット層を明確に設定し、その層にリーチするための戦略を立てられる企業は強いです。

 

ルーカス: それはマーケティング手法に大きく依存するということでしょうか?

 

泉口: そうですね、マーケティングは重要です。特に、クリエイティブでキャッチーな広告を通じて、まずは人々の目に留まることが大事です。その後、リピーターを増やすためのフォローアップも欠かせません。この両方をしっかり考えられる企業がアメリカ市場で成功すると思います。

 

ルーカス: 日本企業がアメリカで成功するために、特に気をつけるべきことは何だと思いますか?

 

泉口: 日本企業の場合、日本市場での成功体験やデザインに固執しすぎないことが重要です。アメリカ市場では、日本での当たり前が通用しないことも多いです。そのため、現地のマーケティング会社や専門家の意見を取り入れる柔軟性が必要だと思います。

 

ルーカス: 現地のニーズに合わせるということですね?

 

泉口: はい、そうです。アメリカでの成功を目指すのであれば、「自分たちの好み」ではなく「アメリカ現地の消費者が求めているもの」に合わせたアプローチをするべきです。場合によっては、これまでのやり方を捨ててでも新しい方法を試みる勇気が必要だと思います。

アメリカ進出成功の秘訣は「COOインタビュー・アメリカで重要なのはサービスと人脈」でも紹介しています。

アメリカの風景

アメリカ進出を考えている企業様へのメッセージ

ルーカス:アメリカ進出を考えている企業様へのメッセージをお願いします。

 

 

泉口:アメリカでは、SNSマーケティングがとても重要です。商品販売、レストラン、アプリ開発など、どの事業においてもSNS無しでは成功が難しいと思います。SNS運用は米国市場やアメリカトレンドを熟知している必要があり、日本からアメリカ進出を考えている企業様は必ずアメリカのマーケティングチームと組むことが成功のキーになると思います。

 

ルーカス:CREAWもアメリカで活躍する日系マーケティング会社でSNSマーケティングも行っているので、ぜひ企業様にご相談いただきたいですね。

 

 

泉口:そうですね。無料相談・見積りもあるので、気軽にお問合せいただければと思います。

CREAWではSNSマーケティングや各種マーケティングサービスの

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SEO Partner ルーカス 真弥(Maya Lucas)

Interviewer

Maya Lucas

日本でSNSマーケティング、LP作成に従事。2021年にアメリカ移住し、ロサンゼルスの会社でSEO対策、コンテンツマーケティングを行う。2023年に代表の野口と出会い、CREAWのホームページのSEO対策やメルマガなどを担当。元ITコンサルタント兼システムエンジニアでIT・WEB業界で15年以上の経験を持つ。

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