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アメリカデジタルマーケティング
サポート事例・お客様の声
YAMATO TRANSPORT U.S.A., INC様・物流業界
![お客様インタビュー・梨本祐児様](https://creaw-usa.com/wp-content/uploads/2022/12/Photo2-scaled-e1671521309535-768x1024.jpg)
クライアント様紹介
YAMATO TRANSPORT U.S.A., INC
取締役 / シニアヴァイスプレジデントオフィサー
梨本 祐児(Yuji Nashimoto)
1998年に日本のヤマト運輸へ入社。
2005年から欧州ヤマト運輸にてブリュッセル、ミラノ、ロンドン支店を歴任。
2017年から米国ヤマト運輸のヴァイスプレジデントに就任し、営業・ITシステム・オペレーション業務全般の責任者を務める。
2022年4月から取締役に就任し、北米と日本を繋ぐ架け橋として、米国ヤマト運輸のサービス改善に取り組んでいる。
二の足を踏んでいた部分をピンポイントでご提案頂けた
CREAW: 本日は宜しくお願い致します。
早速なのですが、まずは米国ヤマト運輸様の会社紹介をお願い出来ますでしょうか?
梨本様:当社は日本の持ち株会社であるヤマトホールディングスの100%子会社となり、1980年3月に設立されました。
事業としては主にアメリカ・カナダと日本やアジアを結ぶ4つのサービスを展開しています。
それが①企業様の貨物の輸出入、②海外引越、③倉庫フルフィルメント、④日本・アジア向け国際宅急便など小口配送のサービスです。
現在米国&カナダに22拠点の支店を展開しており、より身近なところで現地のお客様のニーズを汲み取ったサービスが提供出来るよう努めています。
CREAW: 会社の中で梨本さんの役割はどのようなものになりますでしょうか?
梨本様: 役割としては米国ヤマト運輸に関わる営業・ITシステム・オペレーション業務全般の責任者を務めています。
CREAW: とても守備範囲が広いですよね。笑
今までどのようなご経歴を歩まれてきたのでしょうか?
梨本様: 入社が1998年ですので、かれこれ24年間ヤマト運輸一筋で事業に取り組んできました。
アメリカには2017年にヤマト運輸から出向してきましたので今年で7年目になりますね。
その前はヨーロッパにも駐在しており、ヤマトの国際事業拡大に様々な形で携わってきました。
CREAW: 素晴らしいご経歴ですね。
CREAWと協業するきっかけはどのようなものでしたでしょうか?
梨本様: きっかけは当時私の部下からの紹介で代表の野口さんとお会いしました。
その際に当社の国際宅急便事業を伸ばす為のWebマーケティングに関するご提案を頂き、協業する形になりました。
提案はまさに自分が考えていたことで、ただ二の足を踏んでいた部分だったので、そこをピンポイントでご提案頂けた為、お任せする事に決めました。
定量化しなければ費用対効果も見えてこない
CREAW: 資料を振り返ってみると、2018年の6月に最初のご提案をさせて頂いていました。
当時の印象などありますでしょうか?
梨本様:印象ですか。
最初のご提案の前には特に細かい話は何もお話しをしていなかったのですが、想像以上に当社の課題を深く、CREAWさんなりに仮説・分析して頂いた提案で、当社の課題や困り事を正確に理解していた事が率直にすごいなと感心しました。
CREAW: 当初の課題としてはどのようなものでしょうか?
梨本様: 当時は「国際宅急便エコ」という新しいサービスをリリースするタイミングでした。
それまで10年近く提供してきた”つめ放題パック”という特徴をやめて、
新しいサービスをお客様に知って頂く為には相当な活動やPRが必要になると感じていましたし、
当時はかなりアナログな宣伝活動をしていた為、デジタルな取り組みに舵をきるべきだと思っていました。
その為、米国およびカナダ発日本向けの国際宅急便のサービス自体をオンライン上で申し込みから出荷手配まで完結出来るよう改善したり、宣伝活動についてもWeb広告を活用した取り組みに見直す必要がありました。
CREAW: なるほどですね。今振り返るとご提案のタイミングがよくて良かったです。笑
当初はGoogle広告を軸としたデータ分析であったり、サービス改善だったと思いますが、
実施した施策についてどう感じていますでしょうか?
梨本様: アナログな宣伝活動をしていた時は、
しっかりと広告効果を数値で把握する事が出来ず、定性的な評価ばかりしていました。
そこを定量化していかなければ実際の費用対効果も見えてこないという中で、
Google広告はとてもわかりやすく数値を見える化してくれました。
また、今まではテレビや紙媒体などマスメディアで広く露出してきたため、ターゲットを絞る事が出来ていない課題がありました。
今回、Google広告の属性や地域を絞ったターゲティング機能を活用して、
ターゲットごとに適切なコミュニケーションを図る事が出来た点は効果的に感じました。
耳の痛い話も忖度なくご提案を下さるところですね。笑
CREAW: 喜んで頂けて良かったです。気付けば関わらせて頂いてから5年が経ちましたが、
長年継続してきた事で手応えを感じている部分はありますでしょうか?
梨本様: 大きく3つあると思っています。
1つは私を含めた当社のチーム全体がWeb広告の分析方法を教えて頂いた事で、より深くデータを見る事が出来るようになった点です。当社の社員に対してとても良い影響が出ていると感じています。
2つ目はお客様向けのサービス改善に関してですが、改善すべき点を数値で明確に理解して改善し続けてこれたと感じています。例えば最近ではNY郊外からの国際宅急便の発送申込件数が伸び悩んでいた原因を分析し、遠方のお客様向けにUPSの取扱店へドロップオフ出来る新サービスをリリースしたことで、成約率の改善に繋がっています。これは日々データ分析を行う中で出てきた課題に対して、適宜改善策を実行した成果だと感じています。
最後にこの5年間で国際宅急便事業全体や海外引越事業、BtoCなどWeb広告を活用するサービスの幅が広がってきており、広告媒体もFacebookやInstagram広告、Youtube広告などに拡大できている点は、長年の継続した活動の賜物だと思っています。
CREAW: ありがとうございます。この5年間でより深く貴社と関わらせて頂けるようになった事は弊社としてもとてもありがたく思っております。一番の成果としてはどのような部分になりますでしょうか?
梨本様: 一番大きな点は2018年以降、国際宅急便の発送個数が目に見える形で伸びてきた事です。
もう1つ挙げるとしますと、日々事業に対する改善意識を持つ姿勢が養われた事だと感じています。
CREAWさんとは毎週定例会を行わせて頂いていますので、ただ広告を出稿して終わりではなく、しっかりと運用する体制が構築出来た事は我々にとっての非常に大きな成果かと思います。
CREAW: こちらこそ毎週貴重なお時間を頂きありがとうございます。
梨本さんから見てCREAWの評価出来る点はどのようなところになりますか?
梨本様: それも2つあると思っています。
1つは当社の事業に対して忖度なくご提案を下さるところです。
正直耳の痛い話もあるのですが。笑
ただ、避けては通れない本質的な課題に気付かせてくれるという意味で感謝しています。
もう1つは変化の早いデジタルマーケティング業界において、新しく出てきた技術などをしっかりとキャッチアップして当社に合う内容を選別してご提案頂けるところです。この5年間の中で絶えず新たな取り組みが出来ているのはCREAWさんのおかげだと思っています。
![YAMATO TRANSPORT U.S.A. 様・LP(ランディングページ)](https://creaw-usa.com/wp-content/uploads/2024/09/yamato-lp.webp)
越境ECを通じてアメリカ市場にアクセスする為の支援を進めていきたい
CREAW: 気を引き締めて今まで以上に進化のスピードあげていきたいと思います。
米国ヤマト運輸様としての今後の展望はどのようなものになりますか?
梨本様: 今までは主にアメリカから日本やアジア向けのサービスを展開してきましたが、
今後は日本やアジアからアメリカ向けのサービスにも注力していきたいと考えています。
アメリカは一大消費国でもある為、日本の地方にある中小企業様などが越境ECを通じて、
アメリカ市場にアクセスする為の支援を進めていきたいと思っています。
それが日本経済の発展にも繋がってくる部分だと思いますので、
ヤマトグループ全体で貢献出来ればと考えています。
その為の一環として当社のあらゆる事業でオンラインマーケティングの活用を進め、
今まで情報を届ける事が出来ていなかったお客様にリーチし、
少しでも多くのお客様の声をサービス開発・改善に繋げられる体制を構築していきたいと思います。
CREAW: 今後も微力ながらお手伝いさせて下さい。
最後に米国ヤマト運輸様として告知したい内容などあればお願い出来ますか?
梨本様: そこはあまり考えていませんでしたね。笑
国際宅急便事業においてはお客様の利便性を高める為の先進的な取り組みを現在開発中で、
来春くらいを目処にリリース出来る予定となります。
その他引越事業などにおいてもお客様の負担を軽減出来るよう日々サービス改善に努めたいと思います。
CREAW: 貴社のサービスはとても多くの方々にご利用頂いているかと思いますので、
もっとサービスに満足して頂けるよう弊社としても引き続きご協力させて頂きたく思います。
梨本様: 引き続き、これからもよろしくお願いします。
CREAW:ぜひ今後とも何卒宜しくお願いします。
本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。
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