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【アメリカ流行】日本のドーナツ
![Hollywood・アイキャッチ画像](https://creaw-usa.com/wp-content/uploads/2024/08/donuts-eyecatch.jpg)
アメリカ進出や販路拡大を目指す日本企業にとって、アメリカの最新トレンドを把握することは非常に重要です。
アメリカでは今、日本でミスタードーナツ様が発売するポン・デ・リングに似たドーナツが流行しています。
本記事では、アメリカで流行る日本のドーナツの詳細や実際にドーナツ店を訪問し、実食した体験・味を紹介します。また日本企業のアメリカ進出・販路拡大との関わりも探ります。
そもそもポン・デ・リングとは?
ポン・デ・リングはミスタードーナツ様が販売する、もちもち触感が特徴のドーナツです。
2003年の発売以来、人気の商品です。
![ポン・デ・リング](https://creaw-usa.com/wp-content/uploads/2024/09/pdr.webp)
以下はポン・デ・リングの特徴です。
1. 形状
ポン・デ・リングは8つの小さな球体のドーナツがリング状になった形で、見た目が他のドーナツとは違い、一目でポン・デ・リングと分かる形状が特徴です。
2. 触感
もちもちとした食感もポン・デ・リングの大きな特徴。この食感はタピオカ粉によるもので、通常のドーナツとは異なる弾力があります。
3. バリエーション
バリエーションが豊富でチョコレートやストロベリー、抹茶など、季節やイベントに合わせたフレーバーが展開されています。
ポン・デ・リングはもちもち触感と花のような見た目が最大の特徴で、他のドーナツとは一線を画しています。
また期間限定のフレーバーが多い点も、消費者を飽きさせない人気の理由の1つでしょう。
アメリカで人気の理由
日本でも人気のポン・デ・リングのようなドーナツが、なぜアメリカでも人気なのか考えてみます。
アメリカではポン・デ・リングだけでなく、日本の雪見だいふくやタピオカドリンクのようなもちもちした食感のスイーツが人気なのが要因と考えられます。
例えば、アメリカでは雪見だいふくと似た「my mochi ice cream」という商品が販売され、人気です。
またタピオカドリンクを販売するお店もあり、アメリカ人にとってもちもちした食感は好まれる傾向にあるようです。
![my mochi ice cream](https://creaw-usa.com/wp-content/uploads/2024/08/mymochi.png)
また、ポン・デ・リングがドーナツということも重要なポイント。
ドーナツはアメリカ人にとっては国民食と言って過言ではないほど、多くのアメリカ人が好む食べ物です。
アメリカのドーナツショップは早朝4:30や5:00からオープンするお店も多く、ドーナツを朝食として食べたり、オフィスへ持参して同僚に配る人が多いのです。
以上のことから、ポン・デ・リングがアメリカで人気の理由は、もちもち触感とドーナツが国民食であるからと考えられます。
アメリカのポン・デ・リング~購入体験談
私は近所にあるもちもち食感が特徴のドーナツ専門店に行きました。その日は日曜のお昼前で、店内でドーナツを食べているお客様が数組いました。
テーブルと椅子が7セット程あり、アメリカではよく見かけるシンプルな店内でした。
注文形式
日本のミスタードーナツ様では、自分で好きなドーナツをトレイに入れ、レジで店員さんにお会計をお願いし、袋詰めしてもらう形式が多いと思います。
一方のアメリカでは上記の写真のように、欲しいドーナツを店員さんに伝えて取ってもらう形式が多いです。
これはアメリカでは万引きが多いことや衛生面での配慮、お客様がトレイやトングを使う度に洗う手間を省略したい狙いがあるのかもしれません。
袋詰め
![購入したドーナツ](https://creaw-usa.com/wp-content/uploads/2024/09/Japanese-donuts1.webp)
日本のミスタードーナツ様では量が少ない場合は紙袋、量が多い場合は持ち手が付いた箱にドーナツを詰める形だったように記憶していますが、私が今回行ったお店では上記の写真のような透明な窓付きの箱でした。
購入したドーナツが上にチョコレートや抹茶チョコなどが塗られているドーナツだったので、
チョコが他のドーナツに付かないように配慮されていたのかもしれません。
ただ、写真の上中央のチョコレートドーナツの下にはプレーンのドーナツが入っており、チョコレートは透明な窓に張り付き、開けた時にチョコレートは少し取れてしまいました。
このような事もアメリカでは日常茶飯事です。(入ればいいという感覚です。)
フレーバー
![ドーナツのフレーバー](https://creaw-usa.com/wp-content/uploads/2024/08/donuts-flavor-1024x576.jpg)
私がお店に行った時は、以下9種類のフレーバーがありました。
- プレーン
- チョコレート
- 抹茶
- ストロベリーショートケーキ
- チーズケーキ
- アメリカンアップルパイ
- クッキー&クリーム
- レモン黒胡麻
- キャラメル
価格
![ドーナツ店のレシート](https://creaw-usa.com/wp-content/uploads/2024/09/receipt.webp)
価格はドーナツ1個が$3.05、3個1パックだと$8.75。私は4つのドーナツを注文し、合計$11.80でした。
日本円(2024年10月1日時点で$1=146円)に換算すると、ドーナツ4個で約1723円、ドーナツ1個あたり約431円です。
ミスタードーナツの公式サイトでポン・デ・リングの価格を調べてみると、1個162円(テイクアウトの場合)で、アメリカのドーナツは日本のポン・デ・リングの約2.7倍。
私が購入したドーナツ店はカリフォルニアの中でも田舎の方で、ロサンゼルスなどの大都市で購入する場合はもっと高いことが予想されます。
実際に食べた感想
大きさ・見た目は日本のポン・デ・リングとほぼ同じで、違和感はありませんでした。
もちもちした食感は日本のポン・デ・リングとほぼ同じでしたが、少し弾力が劣る気がしました。
私が一番違いを感じたのは味。私は抹茶とチョコレート、キャラメルを頂き、どれも美味しかったのですが、日本のポン・デ・リングと比較すると、日本人の舌には繊細さが足りないと感じました。
繊細さというのは曖昧な言葉ですが、コクが無い・何かが足りないという具合です。
実はこれはこのドーナツに限ったことではなく、アメリカで日本食を食べると、よくある現象なのです。
アメリカで食べる日本食は日本で修行を積んだ日本人の方が作っている場合もあるのですが、アメリカ現地の方が日本の作り方をなんとなく真似て作っている場合も多く、このような何かが足りないという現象も多々起きます。
もちろん、あえて現地の方の味覚に合わせている場合もある為、テストマーケティングしながらどのような味覚が求められているか試行錯誤が必須です。
日本食でのビジネスチャンス
アメリカで広まりつつある日本のドーナツですが、これは日本の企業様にとってもビジネスチャンスがあると考えられます。
ポン・デ・リングや雪見だいふくのようなもちもちした食感の日本食は他にも沢山あります。
例えば、大福や団子、求肥を使ったお菓子などが挙げられます。
一方、大福や団子のフレーバーで日本で定番のあんこが苦手なアメリカ人は多いため、注意が必要です。
本記事で紹介したドーナツのフレーバー「クッキー&クリーム」や「アメリカンアップル」のように、アメリカ人が好む味に調整が必要です。
![日本食サンプル](https://creaw-usa.com/wp-content/uploads/2024/08/japanese-food-example-1024x576.jpg)
まとめ
今回はアメリカで賑わいを見せる日本のドーナツについて紹介しました。
私が訪れたお店は行列はありませんでしたが、場所によっては開店前から行列ができ、すぐに売り切れるお店もあるくらい人気のようです。
元来、大福や団子などもちもちした食感のお菓子や食べ物が多い日本だからこそ、アメリカでの参入・販売はチャンスかもしれません。アメリカに紹介されていない日本食はまだ沢山あります。
一方、出店する場所やフレーバーは売上に大きな影響を与えます。そのため、適切なテストマーケティングやデジタルマーケティングの活用がおすすめです。
CREAWではアメリカ進出・販路拡大を目指す企業様向けにテストマーケティングやデジタルマーケティング支援を行っています。これまで100社以上の企業様のアメリカ進出をサポートしてきました。
初回コンサルティングとお見積りは無料です。お気軽にお問合せ下さい。
![ビジネス写真 SEO Partner ルーカス 真弥(Maya Lucas)](https://creaw-usa.com/wp-content/uploads/elementor/thumbs/ビジネス写真-1-e1708478749461-quoewqqr70p8d6o7ixe8ir6q11w2p24aiknuiywt0o.jpg)
Writer
Maya Lucas
日本でSNSマーケティング、LP作成に従事。2021年にアメリカ移住し、ロサンゼルスの会社でSEO対策、コンテンツマーケティングを行う。2023年に代表の野口と出会い、CREAWのホームページのSEO対策やメルマガなどを担当。元ITコンサルタント兼システムエンジニアでIT・WEB業界で15年以上の経験を持つ。
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