大谷翔平選手がもたらした
日米市場へのマーケティング効果

CREAW Inc.はロサンゼルスに本社、ポートランド、ダラスにも拠点を置く、アメリカ市場参入・アメリカでの販路拡大をデジタルマーケティングでサポートする日系の広告代理店です。

いつもご閲覧頂き、ありがとうございます。
CREAWの野口です。

今回は、大谷翔平選手のロサンゼルス・ドジャース移籍が、日米市場に与えた影響について解説します。

 

2023年12月に大谷翔平選手がロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1,014億円)の契約を結んだことは皆様の記憶に新しいのではないでしょうか。

 

私自身がロサンゼルスに住んでいるということもあり、一度は現地へ駆けつけなくてはと思っていましたが、先日やっとドジャース・スタジアムで大谷選手の試合を観戦することが出来ました。

球場では、日本企業様によるコラボレーションやスポンサーシップが多く、日本文化を広めようとする姿が印象に残っています。また、多くの子どもたちが大谷選手の背番号のユニフォームを着ており、国や人種を超えて多くの子ども達に夢を与える大谷選手に尊敬の念を抱きました。

 

大谷選手の移籍や活躍は日米のスポーツ界のみならず、ビジネスや観光、メディアなど多方面にわたって経済効果や、マーケティング効果をもたらしています。

 

今回はその具体的な影響について、数値や事例を交えつつ、5つの側面から分析・解説したいと思います。

 

大谷選手がアメリカと日本市場にもたらした効果だけでなく、アメリカ進出成功のヒントも併せて紹介しますので、アメリカ進出成功を目指す日本企業様は、ぜひ最後までお付き合い頂けますと幸いです。

大谷選手の活躍によるアメリカ・日本への好影響

大谷選手の活躍によるアメリカ・日本への好影響は多数ありますが、中でも以下の5つを紹介します。

1. 観客動員数と視聴率の向上

大谷選手の加入により、2024年シーズンのドジャースタジアム観客動員数は394万人を突破し、リーグトップに。ビジターゲームでも平均3万6千人を動員し、大谷選手の存在が全米で注目されていることが数字でも裏付けられています。

 

また、テレビ視聴率も上昇。例えば、大谷選手擁するドジャースとダルビッシュ有投手が所属するパドレスが対戦した地区シリーズ(NLDS)第5戦では、日本国内で推定1,290万人が視聴し、米国内視聴者(約750万人)を大きく上回りました。

 

少し話は逸れますが、日本国内での視聴者数が米国内の視聴者数を上回ったということは、アメリカにおける野球人気の低下を示すとも考えられます。つまり、米国野球界としても、日本など国外試合の開催を増やし、国際的なファン層を拡大したい意向が読み取れ、日米双方に利害が合致している点もポイントです。

2. 日本人観光客の増加と地域経済への寄与

ロサンゼルス観光局のデータによれば、2023年には日本から約23万人が訪米そのうち80〜90%はドジャース観戦が目的とも言われています。

 

ロサンゼルスにある日本食や文化が楽しめるリトル東京では、大谷選手の巨大壁画が観光名所となり、ホテル予約が急増スタジアムでも日本語ガイドツアーが増設され、日本人旅行者対応が強化されています。

 

観光×スポーツ」という切り口は、インバウンド施策の成功事例であり、アメリカ進出を目指す日本企業様にとっても、アメリカ市場でブランディング戦略に活かせるポイントです。

3. 広告代理店顔負けのSNSでの影響力

大谷翔平選手のインスタグラム
大谷翔平選手のインスタグラム

2025年7月時点で、大谷選手のInstagramフォロワーは約970万人MLB選手内で圧倒的な影響力を誇り、2位のトラウト選手(約225万人)の4倍以上という突出した規模です。

 

SNS投稿1つで数百万人に届くリーチ力は、広告代理店やスポンサーにとって極めて魅力的です。

 

また、MLBやドジャースの公式アカウントも、日本語含む多言語発信やハイライト動画の配信を強化。実際にオールスターゲームでの大谷選手関連の投稿が世界的にトレンド入りするなど、SNS上でも露出増やファンとのエンゲージメント向上が見受けられます。まさにデジタルマーケティングの成功事例と言えるでしょう。

4. グッズ売上と日本食ブーム

大谷正平選手のグッズ
MLB公式ショップで販売されている大谷翔平選手のグッズ

2023~2024年、大谷選手の公式ユニフォームはMLB売上1位を連続で記録。さらにその販売上位は米国国内に留まらず、日本および全世界でも1位を記録しています。なお、大谷選手のグッズを販売しているMLBの公式サイトを確認すると、2025年7月現在、大谷選手のグッズは345種類も販売されていることが分かります。他のドジャースの選手と比較して、大谷選手のグッズは種類が多く、人気であることが分かります。

築地銀だこがドジャーズスタジアムにオープン
築地銀だこがドジャーズスタジアムにオープン

また、大谷選手の活躍は食品・飲食業界にまで波及し、ドジャーススタジアムでは日本食メニューの導入が加速。例えば、たこ焼きチェーン「築地銀だこ」様が出店し、「TAKOYAKI at the ballpark?”(球場でTAKOYAKI?)」と現地メディアで紹介されるなど、日本食のブランディングにも好影響を及ぼしています。

 

他にも球場では日本のビールが楽しめるなど、多くの日本食メーカー様にとって、アメリカ現地ファンとの絶好のタッチポイントとなっています。「スポーツ×食」の組み合わせは、現地ファンとのエンゲージメント強化にも繋がる絶好のチャンスです。

5. スポンサーシップと日系企業への注目

大谷選手の移籍後、ドジャースは日系企業を中心に多くのスポンサー契約を締結。2024年シーズンには、以下のような12社以上の日系企業様と新規スポンサー契約を結びました。

  • 全日本空輸(ANA)様

  • 木下グループ様

  • 築地銀だこ様

  • AFEELA(ソニー×ホンダ)様

  • ヤクルト様

  • THK様

  • コーセー様

  • ダイソー様

  • 興和様

  • トーヨータイヤ様

上記でご紹介した企業様の多くは、大谷選手の国民的人気と米国での注目度の高さを踏まえて、スポンサー契約を決定した背景があると考えられます。

 

エンゼルス時代の大谷選手も年間1,000万ドル規模の追加収益を球団にもたらしていたとされますが、ドジャース移籍で、その規模は年間7,000万ドル規模まで拡大しているとの報告もあり、今後もスポンサー企業数は増加していくことでしょう。

まとめ

まとめ

大谷翔平選手のドジャース移籍による「日本人メジャーリーガー旋風」は、スポーツだけでなく、観光やメディア、ビジネスなどの多方面で日米双方に恩恵をもたらしています。

 

2024年には山本由伸投手もドジャースに加わり、2025年オフには佐々木朗希投手も加入するなど、ドジャースを筆頭にMLB球団が積極的に日本人選手を獲得する動きが続いています。

 

その結果、複数の日本人スター選手が同時に米国で活躍する時代となり、相乗効果でマーケティングインパクトも一層増大する事が予想されます。日本企業様にとってMLBはますます魅力的な広告市場となり、観光やメディアの分野でも両国の交流が活発化すると考えられます。

 

大谷選手を中心としたこの現象は単なる一過性のブームではなく、スポーツを軸とした文化・経済交流の新たなモデルケースです。今後も日本人メジャーリーガーの活躍が続く限り、そのマーケティング効果と広告宣伝効果は、米国市場において大きな影響をもたらすでしょう。

 

このブームは一過性ではない一方、アメリカ進出する日本企業様が増えたり、アメリカでWeb広告やSNS広告を出す日本企業様が増えれば増えるほど、製品の特長が伝わりづらく、差別化が難しくなる可能性も。そのため、アメリカ進出をご検討中の日本企業様は、迅速かつ的確なマーケティング戦略が重要です。

大谷選手が所属するドジャーズと同じ、ロサンゼルスに本社拠点を持つ弊社では、今回紹介したようなアメリカ市場の最新トレンドをもとに、日本企業様の米国進出に最適なデジタルマーケティング施策を提案しています。

 

また弊社は、これまで100社以上の日本企業様のアメリカ進出を、広告代理店としてデジタルマーケティングで支援してきた実績があり、Web広告やSNS運用、Web制作、SEO対策など幅広いデジタルマーケティングに対応可能です。

 

「日本人メジャーリーガー旋風に乗って、アメリカで広告を出してみたい」

 

「和食や日本文化ブームを踏まえて、アメリカでの露出を強化したい」

 

「このチャンスを掴むべく、アメリカ進出に向けて、何をしたらいいか相談したい」

 

そんなご要望をお持ちでしたら、ぜひ一度無料相談にご参加ください。

CREAWでは無料相談無料見積作成を行っています!

今後もアメリカ市場に関する最新情報や事例をお届け致しますので、ぜひご期待頂けますと幸いです。


毎度ご購読頂きありがとうございます。
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

CREAW Inc

野口 元気

 

【出典】

・DodgerBlue.com:2024 Dodgers Attendance 2nd-Highest In Dodger Stadium History
https://dodgerblue.com/2024-dodgers-attendance-second-highest-dodger-stadium-history/2024/09/27/

 

・ESPN:Dodgers win vs. Padres in NLDS G5 set MLB viewership mark in Japan
https://www.espn.com/mlb/story/_/id/41848483/dodgers-win-vs-padres-nlds-g5-set-mlb-viewership-mark-japan

 

・ABC:Shohei Ohtani fans leave cash trail from Japan to Los Angeles
https://abc7.com/post/world-series-2024-shohei-ohtani-fans-leave-cash-trail-japan-los-angeles-dodgers-prepare-take-yankees/15455797/

 

・Instagram:shoheiohtani
https://www.instagram.com/shoheiohtani/

 

・MLB.com:Most popular MLB jersey? Ohtani, of course, and a cast of Dodgers join him in top 20
https://www.mlb.com/news/most-popular-mlb-jerseys-for-2025

 

・DodgerBlue.com:Dodgers Added $70 Million In Sponsorship Revenue After Signing Shohei Ohtani
https://dodgerblue.com/dodgers-added-70-million-in-sponsorship-revenue-after-signing-shohei-ohtani/2025/01/10/

 

・大谷翔平選手のグッズが販売されているMLB公式サイト

https://www.mlbshop.com/los-angeles-dodgers/shohei-ohtani/t-69667677+a-1289048383+z-8-1398916205?_ref=p-TLP:m-SIDE_NAV

 

・Ohtani’s Favourite Japanese Food Takoyaki Stand, GindacoOpens at Dodger Stadium!

https://japanupmagazine.com/archives/12609

CREAW・CEO野口

Writer

Genki Noguchi

CREAW代表。大学卒業後にヤフー株式会社でインターネット広告の企画営業に従事。在職中にYahoo! JapanとGoogle双方の運用型広告上級者資格を取得。同社を退職後に渡米。 ロサンゼルスでカリフォルニア法人CREAW Incを創業後、事業拡大に伴い、オレゴン州ポートランド、テキサス州ダラスに拠点を開設。アメリカ市場向けのデジタルマーケティング事業を展開し、過去に支援した累計企業数は100社以上にのぼる。

関連記事

【アメリカの2026年展望】越境ECから米国拠点設立へ 変化を捉えた企業が勝つ時代

【アメリカの2026年展望】越境ECから米国拠点設立へ変化を捉えた企業が勝つ時代 CREAW Inc.はロサンゼルスに本社、ポートランド、ダラスにも拠点を置く、アメリカ市場参入・アメリカでの販路拡大をデジタルマーケティン […]

【2025年12月最新】日米物価比較 アメリカの物価は高い?

【2025年12月最新】日米物価比較~アメリカの物価は高い? CREAW Inc.はロサンゼルスが本社、ポートランド、ダラスにも拠点を置く、アメリカ市場への進出・アメリカでの販路拡大をデジタルマーケティングでサポートする […]

【2026年版】アメリカ進出を成功させる年間レビューの3つの視点

アメリカ進出を成功させる年間レビューの3つの視点|2026年版 CREAW Inc.はロサンゼルスに本社、ポートランド、ダラスにも拠点を置く、アメリカ市場参入・アメリカでの販路拡大をデジタルマーケティングでサポートする日 […]

アメリカシャットダウンとは?米国政府閉鎖が日本企業様に与える影響と対策を徹底解説

アメリカシャットダウンとは?米国政府閉鎖が日本企業様に与える影響と対策を徹底解説 CREAW Inc.はロサンゼルスが本社、ポートランド、ダラスにも拠点を置く、アメリカ市場への進出・アメリカでの販路拡大をデジタルマーケテ […]