安さを売りにするとアメリカ市場で苦戦する理由成功する価格戦略とは CREAW Inc.はロサンゼルスに本社、ポートランド、ダラスにも拠点を置く、アメリカ市場参入・アメリカでの販路拡大をデジタルマーケティングでサポートする […]
アメリカで注目の
「BtoBマーケットプレイス」とは?
CREAW Inc.はロサンゼルスが本社、ポートランド、ダラスにも拠点を置く、アメリカ市場への進出・アメリカでの販路拡大をデジタルマーケティングでサポートする日系の広告代理店です。
アメリカ市場への進出を目指す日本企業様にとって、販路の確保や現地バイヤーとの信頼関係構築は大きな課題。これまで主流だった展示会や現地代理店を介した販売は、コストや時間の面でハードルが高い点がデメリットです。
そこで今、注目を集めているのが、「BtoBのマーケットプレイス」。BtoBのマーケットプレイスとは、メーカーや卸売り業者(出品者)と小売店(バイヤー)を繋ぐ、オンライン取引プラットフォームです。
従来のようにアメリカまで行き、対面での展示会への参加が必要がなく、世界中のバイヤーとオンラインで簡単につながることが可能。日本企業様にとっては日本に居ながらにして、オンラインで小売店を見つけることができます。
近年、BtoBのマーケットプレイスはオンラインで取引できる手軽さから、サービス数も増え、各サービスで特徴やデメリットなどが違います。
本ブログでは、おすすめのBtoBのマーケットプレイスを詳しく解説します。
BtoBのマーケットプレイスについて
BtoBのマーケットプレイスとは、主に中小メーカーや独立系ブランドが、自社商品を小売店に向けてオンラインで卸売販売できるプラットフォーム。個人顧客向けではなく、企業間での取引を前提に設計されている点が特徴です。
従来の卸売は、商社や代理店を経由する必要があり、限定的な販売チャネルや、中間マージンによるコスト高などが課題でした。
一方、BtoBマーケットプレイスでは、卸売り会社は直接小売店とやり取りでき、取引の透明性やスピードも向上。これにより、小規模事業者でもグローバル展開の第一歩を踏み出しやすくなりました。
アメリカではこのようなプラットフォームが普及し、展示会や商社を介さずに、BtoB取引が可能。このようなオンラインでの取引は、日本企業様が広大な国土を持つアメリカにおいて、物理的な制約を超えて商機を広げる上で有効です。
主なBtoBマーケットプレイス
以下で、アメリカで人気の3つのBtoBマーケットプレイスを紹介します。
1. Faire
特徴
Faireは2017年に設立され、アメリカを中心に展開されているオンライン卸売マーケットプレイス。独自性やデザイン性の高い商品を扱うブランドと、小売店をつなぐ仕組みを提供しています。
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアを中心に70万以上の小売店が登録し、日用品からファッション、雑貨に至るまで幅広い商品カテゴリに対応しています。
卸売業者は無料でアカウントを開設でき、世界中の小売店と取引可能。一方の小売店は、Faireに登録されている卸売業者やブランドの商品を 自社のShopifyストアに仕入れることができます。
また、Faire DirectというシステムもFaireのおすすめ理由の1つ。Faireを通じた新しい販路の開拓だけでなく、既存の取引先をFaireに招待すれば、取引手数料無料で既存の取引先と売買できます。
通常、Faireではブランドが小売店から受けた注文に対して25%の手数料がかかりますが、Faire Direct経由で招待した小売店からの注文には手数料がかかりません。自社で取引ツールを用意する必要がなく、無料で既存の取引先と今まで通りのやり取りが可能です。
卸売業者のメリット
- 登録料無料で始められる
- 新規小売店へのアプローチが容易
小売店のメリット
- 登録料無料で始められる
- マーケティング支援や顧客管理ツールも無料で利用でき、効率的に販売可能
- 最低注文個数が少ない商品も多く、低リスクでの仕入れが可能
- 初回注文時は60日間の無料返品対応がある
卸売業者のデメリット
- 手数料が高い
初回注文時の手数料は「売上の15%+$10の手数料」、2回目以降の注文は「売上の15%の手数料」。その他にも支払い処理手数料などがかかり、コスト管理に注意が必要です。
- 日本語に対応していない
Webサイトは日本語に対応していないため、ある程度の英語の理解が必要。また小売店とも英語のやり取りが必要です。
小売店のデメリット
- 同じジャンルの商品が多く、差別化が難しい
似た商品が多いため、購入の際は注意が必要です。
- 日本語に対応していない
Webサイトは日本語に対応していないため、ある程度の英語の理解が必要。また小売店とも英語のやり取りが必要です。
2. Carro
特徴
Carroは、Shopifyと連携してBtoB卸売やドロップシッピングを実現するデジタルプラットフォーム。2024年に小規模卸売プラットフォーム「Abound」を買収し、アメリカ市場での販路拡大支援を強化しました。導入のしやすさと高い拡張性がおすすめする理由です。
卸売り業者としては、小売店とドロップシッピング(商品が売れた際に、メーカーなどから購入者に直接商品が発送されるビジネスモデル)の関係を構築できます。商品がパートナーのサイトで売れると、自動的にShopifyのダッシュボードに注文が作成され、卸売業者が対応します。また、各顧客の情報を取得することで、後で直接その顧客に対して再マーケティングが可能。
小売店としては、卸売業者の製品を自分のWebサイトで販売し、製品カタログの拡大が可能。戦略的な製品のアップセル(顧客が購入しようとしている商品やサービスよりも上位モデル・プランのものを提供すること)やリターゲティング(Webサイトに訪れたことがあるユーザーに対して広告を表示するマーケティング手法)ができます。
卸売業者のメリット
- Shopfyなどの販売ツールと連携でき、販売管理や顧客管理が容易
- 登録料無料で始められる
- 小売店とのマッチングが強化され、効率的にアメリカでの取引先開拓が可能
小売店のメリット
- 小売店は在庫を持たずに販売機会を拡大できる(ドロップシッピング)
- 商品数が150万点以上と豊富
- 登録料無料で始められる
卸売業者のデメリット
- レコメンドや表示順位がAIや販売実績ベースで自動的に調整されるため、初期の販売数が少ないと検索上位に表示されにくく、露出機会が限定的
小売店のデメリット
- Shopifyと連携していないとメリットが少ない(Shopify以外の販売ツールとも連携可能)
- 登録は無料だが、多くの卸売業者と取引する場合は月額の有料プランに入る必要がある
3. RangeMe
RangeMeは、Walmart、Whole Foods、Targetなど、全米の大手小売チェーンのバイヤーとつながることができる商品発掘プラットフォーム。メーカーが登録した商品を、バイヤーが閲覧し、気になる商品があれば問い合わせや仕入れをします。
商品を登録するだけで、全米規模のバイヤーに商品を提案でき、アメリカでの販路拡大において非常に強力なツールです。
卸売業者のメリット
大手バイヤーとの接点を持つことができる
小売店からのアプローチを受ける形式で、自社から営業を仕掛ける必要がない
幅広いカテゴリ(食品・雑貨・ビューティーなど)に対応
小売店のメリット
一括でさまざまな商品の情報を確認できる
カテゴリ別にスクリーニングが可能で仕入れの効率が良い
卸売業者のデメリット
- 無料プランでは3製品までしか出品できず、本格的に活用するには有料プランへの参加が必要
- 掲載商品数が多いため、自社商品を強調するにはプロ仕様の写真や独自の強みが必要
小売店のデメリット
商品情報は豊富だが、実際の取引には直接卸売業者との交渉が必要
日本企業が活用するメリットと可能性
これらのBtoBマーケットプレイスは日本企業にとって、アメリカ市場への参入や販路拡大の大きなチャンスです。
現地に法人や倉庫がない日本企業様も、従来の物理的な展示会や現地法人設立と比較して、オンライン上で商談から受注、出荷まで完結できるため、初期コストやリスクを大幅に抑えられます。スタートアップや中小メーカーでも取り組みやすく、おすすめです。
さらに、マーケットプレイス上のデータをもとにしたテストマーケティングや、SNS・広告を組み合わせたデジタルマーケティング戦略の構築も可能です。
プラットフォームによっては、商品レビューやリピート率などの指標も確認できるため、商品改善やブランディングにも役立ちます。特にアメリカ進出や販路拡大を目指す日本企業様にとって、BtoBマーケットプレイスは今後ますます無視できない存在になるでしょう。
関連記事「アメリカの持続可能なファッションと日本企業のチャンス」では、アメリカの若者に人気のサステイナブルファッションを紹介しています。
まとめ
アメリカ市場への参入や販路拡大を目指す日本企業様にとって、BtoBのマーケットプレイスはおすすめの選択肢。本記事で紹介したFaire、Carro、RangeMeなどのサービスは、それぞれ異なる特徴と強みがあり、自社の商品カテゴリや販売戦略に合うBtoBマーケットプレイスの選択が重要です。
また、広告代理店と連携し、デジタルマーケティングを通じたブランド育成や売上拡大を進めることで、より確実にアメリカ市場での成功を目指すことができます。興味をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
CREAWではアメリカ進出・販路拡大を目指す企業様向けにデジタルマーケティング支援を行っています。
広告代理店として、これまで100社以上の企業様のアメリカ進出をサポートしてきました。
初回コンサルティングとお見積りは無料です。
お気軽にお問合せ下さい。
Writer
Maya Lucas
日本でSNSマーケティング、LP作成に従事。2021年にアメリカ移住し、ロサンゼルスの会社でSEO対策、コンテンツマーケティングを行う。2023年に代表の野口と出会い、CREAWのホームページのSEO対策やメルマガなどを担当。元ITコンサルタント兼システムエンジニアでIT・WEB業界で15年以上の経験を持つ。
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